家事を「減らす」じゃなくて「消したい」と思い始めたGWだった

通販トレンド

ゴールデンウィークの中盤、実家から帰ってきた夜のことです。荷物を片付けて、洗濯機を回して、ソファに座った瞬間にスマホを開いたら、楽天のトップが家電特集になっていた。「あ、これ見てしまうやつだ」と思いながらスクロールしていたら、止まるはずの手が止まらなくなって。こういう夜、あなたにもありますよね。

20万円を前に「これは投資か浪費か」を3日間考えた

最初に目が止まったのが、Roborockのロボット掃除機「Saros 10R」だった。20万円弱。正直、「高い」と思う前に「あ、友人の家で動いてたやつだ」という感覚が先にきた。先月遊びに行ったとき、床がやけにきれいだなと気になって聞いたら、「毎朝タイマーセットしてるだけ」と言いながらコーヒーを入れてくれた。その姿が、なんか少し悔しかった。246件のレビューが4.77点というのは、この価格帯としてはかなり信頼できる数字だと思っている。ハイエンド家電って、不満を持った人が真っ先に書くから、それでも4点台後半をキープするのは本当に難しい。ゴミ収集も水拭きも全部やってくれて、静音。「自分でやらなくていい」の範囲がどこまで広がるのかを考えながら、迷っている間からなぜか少し幸せになってしまった(気になった人はここで見てみると沼に落ちるやつ)。

2,436人が書いた「なんでもっと早く知らなかったんだ」

20万円の隣に並んでいたのが、5,500円の洗濯機かさ上げ台だった。防振・防音のゴムマット付きで、4.58点、レビュー数が2,436件。この数字の組み合わせが妙に引っかかった。こういう地味な生活用品って、買っても「特に言うことない」で終わるから、レビューがそこまで積み上がらないのが普通なんです。なのに2,000件超えているということは、書かずにいられなかった人がそれだけいたということで。「洗濯のたびにドン、ドンってすごい音してたのが消えた」「マンション住まいで下の階に申し訳なかったのが解決した」——そういうコメントを読んでいたら、急に自分の洗濯機の音が気になってきた。昨夜まじで耳をすませてみたら、思ったよりうるさかった。

5,000円台なのに「プロが使ってる理由」が存在した

クレイツのカールアイロン「カールプロSR」は5,779円で、美容師さんが現場で使うサロン専売品と同ラインらしい。800件のレビューが4.61点。「ドラッグストアで売ってるのと全然違う」「カールが夕方まで落ちない」という声が並んでいて、自分も安いやつをここ数年で3本くらい買い替えているな、と急に気づいた。毎年2,000円のを買い替えるのと、5,000円台のを長く使うのと、どっちがコスパいいかは計算したくなかったので、しなかった。合理的かどうかはよく分からない。

「豆乳を買う人」から「豆乳を作る人」になれるか

レコルトの自動調理ポット「ラージ」は17,930円。スープメーカーと豆乳メーカーとミキサーを一台でまかなえて、タイマー予約もできる。140件で4.73点というのは、Saros 10Rと同じく「厳しい目で見た人たちの平均」感がある。朝、起きたら豆乳ができている、という生活に一瞬憧れたあと、「でも乾燥大豆を常備するような人間に自分はなれるか?」と静かに自問して、画面を閉じた。こういう問いを何度も繰り返しているうちに、30代の買い物って、商品の機能じゃなくて「自分がどんな生活を送りたいか」の確認作業になってきているな、と気づいた。

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欲しいものと、買えるものと、本当に必要なものは、たいてい全部ちがう。それでも、スクロールをやめる気になれない夜が、たまにある。

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