4月30日。仕事終わりにスマホを開いたら、楽天のランキングに「まだ間に合う」って書いた花束が出てきた。ああ、今年も母の日を直前まで忘れてた。毎年そう。分かってるのに、なんでこうなるんだろう。
お母さんへの花を、「まだ間に合う」の4文字に救われながら頼む
帰りの電車の中で、ちょっとだけ罪悪感を感じながらページを開いた。カーネーションの花束にプレスバターサンドが入ったギフトセットで、2,980円。レビューが5千件を超えていて、評価は4.5近い。……正直、即決だった。自分でアレンジを考える時間も体力も残っていない夜だったし、「花だけ送ります」より、お菓子が一緒に入ってる方が喜ばれるって体験則で知ってる。最初にこの組み合わせを思いついた人、すごいと思う。気になった人はここで確認できる。
カートに入れた瞬間、少しだけほっとした。来週、ちゃんと届く。それだけで今日の帰り道が少し軽くなった。
レビューがゼロなのに急上昇するのが、「好き」の本気度だと思う
同じランキングの中に、M!LKのアリーナツアーBlu-rayとDVDが並んでいた。初回限定盤のDVDが8,882円、Blu-rayが7,837円。さらにND5という作品は、3種類の初回限定盤をまとめた同時購入特典セットが15,920円。しかも3品ともレビューはゼロ——まだ発売前の予約段階で、これだけ動いてる。
ファンの人たちが「特典を逃したくない」から、発売日より先に動いてるわけだ。複数形態を同時購入って、普通に考えるとなかなかのことだと思う。でもこれ、笑えないんですよね。わたしも昔、似たようなことをやってた。「合理的じゃない」のは分かってる、それでも手が動く——あの感覚、今もどこかで羨ましいと思っている自分がいる。
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今夜のカートの中身は、誰かのためと、自分のためが半々だった。どちらも「後悔したくない」という気持ちから来ている気がして、その二つがランキングで並んでいるのが、なんか妙に腑に落ちた。


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