ソファに沈みながら、「もうちょっとだけ楽していい」と思った夜

通販トレンド

帰宅してカバンを床に置いた瞬間、すでに今日が終わる感じ、ありますよね。ご飯を食べる気力はあるのに、なぜか洗面台の前に立つと一気に気が遠くなる。その状態でスマホを開いて、気づいたら楽天で何かをカートに入れている。これ、もう病気だと思ってる。先週も、やらかした。

ケーブルをなくしただけで、5年間の我慢が解けた

掃除機のコードが行方不明になったとき、最初は「まあどうせすぐ出てくる」と思っていた。出てこなかった。2週間、床は埃まみれで生活していた。人間ってこういう状況でも慣れるんだよな。ある日、友人が家に来ると聞いて初めてちゃんと掃除をしようとして、コードが絡まって、本体ごと倒して——そこでプチッと何かが切れた。ダイソンのコードレスを調べ始めたのは、翌朝3時だった。

V10は34,800円で、1874件のレビューが星4.24。高いと思ったし、買う前は「なんとなく有名だから売れてるだけだろ」と疑ってた。使い始めて3日で気づいた——コードのない掃除機は、掃除がうまくなるんじゃなくて、掃除を「しなくない理由」が消えるんだということ。今まで面倒だったのは、掃除自体じゃなかった。(気になった人はこちらで確認できる

肩こりを諦めていた人間が、13,750円で言い訳を失った

デスクワークをしていて、肩が凝らない人っているんですかね。私はもう「凝ってる状態」がデフォルトになりすぎて、凝ってない自分がどういう状態か思い出せない。マッサージに行けばいいのはわかってる。行く時間もある。でも「なんか面倒くさくて」が勝ち続けてきた20代後半。

首から肩甲骨まで届くコンパクトなハンディガンが13,750円で、273件のレビューが星4.68。この点数、怪しいくらい高いから最初はスルーした。でも「静音」って書いてあるのを見て、「夜中にコソコソやれるな」と思って買ってしまった。ソファに寝転びながら背中に当てたとき、「あ、これ本物だ」と声が出た。合理的な理由は一個もないんだけど、なぜか正しい買い物だったと思う。

90Lの冷蔵庫で、一人の暮らしが少し正直になった

一人暮らしを始めた頃、なんとなく「大きめの方がいい」と思って150L以上のものを買った。今も半分以上、空いている。冷蔵庫って、自分の生活の解像度を映す鏡みたいなもので、中を見ると「あ、私こういう人間だな」とわかる。料理をあまりしない、作り置きもしない、でも冷蔵庫はでかい。

16,399円で90L、マット加工の2ドアコンパクト冷蔵庫がランキングを上がってきている理由、なんとなくわかる気がする。「大は小を兼ねる」で買いすぎた過去を清算したい人が、絶対いると思うから。256件のレビューを眺めていたら、仕事部屋のサブ冷蔵庫として使っている人の口コミが多くて、「そういう使い方があるか」と思った。

母の日を口実に、自分に33,000円を使う練習

母の日限定セット、と書いてある。でも正直に言うと、これを検索した人の半分くらいは自分のために見てるんじゃないかと思う。私はそうだった。ReFaのドライヤーSE、33,000円で145件のレビューが星4.7。手のひらサイズで軽量と書いてあって、「そんな都合のいいもの本当にあるの?」と疑いながらクリックした。

毎朝、洗面台の前でドライヤーを持つ腕が地味にしんどいのが悩みだった。10分、腕を上げ続けるってじわじわくるやつ。軽くなるだけで変わるのかという疑問より、「変わるかもしれない」という希望の方が勝った。母の日まで待てなくて、自分用に買った。(実物はここで見られる

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今週ランキングで上がっていたもの、全部「疲れた自分をもう少しだけ楽にするもの」だった。誰かへのプレゼントでも、暮らしの見栄でもなく、ただの小さな宣言みたいなもの。そういう買い物が増えている季節が、今なのかもしれない。


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