去年の冬から、毎朝同じことを繰り返してた。ドライヤーで乾かして、よし、と思って洗面台を離れて、5分後に鏡を見たら右側だけ跳ねてる。あれ、何度やっても直らないんですよね。分かります? 乾かし直す気力はもうないし、かといって出かけるしかないし、というやつ。たぶん今年の春ランキングが今みたいになってるのは、同じことを繰り返してた人が、ついに動き出したからだと思う。
「とりあえずカートに入れてから一週間悩む」をやってた
ReFaのドライヤー、正直ずっとバカにしてた。3万円台のドライヤーって、何?という気持ちが最初はあって。でも同僚の髪がなんか違うな、と思い始めてから、もう止まらなかった。「ハイドロイオン」「センシングプログラム」「速乾」という言葉を浴び続けて、あんまり意味を理解していないまま、気づいたらカートに入れてた。4.66点、458件のレビューの圧もあった。正直それが決め手だったかもしれない。
39,600円。最終的に「ドライヤーひとつにそんなに出せるの?」という自問に対して「一日あたりで換算すると数十円じゃん」という謎の計算で納得して、買った。(→気になる人はここで確認できる)使い始めて初めて分かったんだけど、「まとまる」ってこういうことか、と。ブワッと広がるんじゃなくて、スルッと落ち着く感じ。なんでもっと早く買わなかったんだろう、が正直な感想。
1287件が「買え」って言ってる気がして、でも踏み出せない
ドライヤーを買ったあと、次にやばいと思ったのがヘアビューロン 4D Plusのストレート。49,500円。声が出た。でも4.5点で1287件って、もう怖いくらいじゃないですか。あれだけの人数が平均4.5を出してるって、外れの人がほぼいないってことで、「バイオプログラミング」という言葉の意味が分からないまま、レビューを2時間読み続けてた。合理的な理由が一個もないのに、もう買う気になってる自分がいる。
これはまだ買っていない。でも多分、夏前には買ってると思う。気持ちがもうそこにある。
「まあ普通にいいよ」感のリアルさが、逆に信頼できる
話が変わるんだけど、4月って冷蔵庫と洗濯機の検索がいきなり跳ね上がる季節だと思う。アイリスオーヤマの170Lの冷蔵庫、29,800円でスリム・2ドア・2年保証。73件で3.81点という数字に、なんかリアルさがあって好き。4点超えのドライヤーやヘアアイロンとは全然違う空気感。「とりあえず食材が腐らなければいい」という気持ちで選んで、「まあ普通にいいよ」と言いながら使ってる人たちの集合体、という感じ。その正直さが逆に信頼できる。
蓋が折り畳める、それだけでちょっと感動した
同じアイリスオーヤマの洗濯機、7kgか8kg、これも29,800円。一番引っかかったのが「折り畳みできる蓋」という機能。え、そんなことできるの?と思って調べたら、狭い脱衣所でも上に物が置けるようにという設計で、それを思いついた人、すごいな、ってなった。商品スペックを読んでるはずなのに、誰かの「困った経験」が見えてくる気がして。131件のレビューで3.91点。こちらも冷蔵庫と同じ「まあ普通にいいよ」感があって、それでいいと思う。
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洗面台の前に立つ時間って、意外と家電への解像度が上がる。乾かしながら、これじゃないな、と気づく。その積み重ねが、ある日突然4万円の決断に変わる。


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