5月に入ってからというもの、なんとなく「母の日」という文字が視界をかすめるようになっていた。で、今日ふとカレンダーを見たら今週の日曜じゃないか、と。昨夜、布団の中でスマホを開いて「え、10日って今週?」って声に出して確認した人、私だけじゃないと思う。そこからの「まだ間に合う」地獄。ランキングを開くたびに出てくる、あの文字を今日だけで何十回読んだか。
去年の自分が邪魔をしてくる、鉢植え問題
去年は切り花を送って、3日で枯れた。母は何も言わなかったけど、自分の中で「切り花って消耗品感があるよな」という引っかかりが残っていて、今年は鉢植えにしようと決めていた。で、見つけたのがアジサイの4〜6号鉢で約3,000円。519件のレビューが4.4点、と書けば安心感があるように聞こえるけど、「まあ外れないだろう」という感覚で贈り物を選ぶって、それはそれで少し寂しい話だな、とも思っている。でも今更、理想を語っても仕方ない。
CMで見たやつを選ぶ、その後ろめたくもない合理性
「楽天CMで見たやつでいいんじゃないか」という考えが浮かんで、カーネーションのアレンジメントを検索したらすぐ出てきた。13種類から選べて2,580円、レビューが4.57点で160件。バランスが良い。一瞬これに決めようとしたんだけど、「CMで見た=みんな買ってる」という謎のためらいが来て手が止まった。かぶりたくない、っていう気持ちなんだけど、誰とかぶるんだという話で、我ながら謎の判断だった。
「花じゃないもの」を選ぶと、少しだけ気持ちが乗る
さくらんぼを母の日ギフトにするという発想、今年初めてちゃんと考えた。山形の佐藤錦、加温ハウス栽培の秀品で24粒入り化粧箱、約3,000円。257件で4.1点という数字は正直ちょっと控えめだけど、「花じゃないものを選んだ」という行為が、考えた感を自動的に演出してくれる気がする。いや分かってる、演出しようとしてる時点でずるいんだけど。常温便なのが5月の気温的に少し気になって、そこだけ確認してから決めようと思っている。
5,612件という数字が、全部の迷いを吹っ飛ばしかけた
金目鯛、うなぎ、まぐろ、鮭、いわし、磯海苔が入った高級お茶漬けセット、4,299円。これを見た瞬間、花を贈ると決めていた自分が少し揺れた。4.69点で5,612件というのは、もう一種の社会証明の塊で、「これだけの人が選んでいる」という事実だけで説得力が生まれる。気になる人はここから実物が確認できるけど、私はまだ少し、花と食べ物の間で揺れている。
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何を選んでも、今年は「まだ間に合う」と書かれた画面を見ながら決めたという事実は変わらない。それでも届いた瞬間に、そんなことはどうでもよくなるんだろうと思ってる。


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